下請けの人と風俗に行った話

「〇〇くんさ~、××(下請けの会社)の新人を風俗に連れてってくれない?」

「は?」

 

仕事中真向いの先輩が突然訳の分からないことを言ってきた。よく聞くと「今度下請けの業者との飲み会があるから、そこの新人を風俗に連れて行ってほしい」とのことだった。

 

「そこはね、〇〇くんプロとして、△△(自分の会社)のプライドを見せないとな~w」

「いや~それは~w」

 

会社の評判下がるだけでは?と思った。

 

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そして飲み会当日、一次会終了後おれと下請けの新人は後先輩方に「頑張れよ!」と言われながら堀之内(川崎の風俗街)に向かった。

行く途中色々話をしたがほとんどが仕事の話だった。

 

「〇〇さん~聞いてくださいよ~来週彼女の両親にあいさつに行かなきゃいけないのに工事が入っちゃって~」

「え~そうなんですか~なんか申し訳ないですね~(こいつ風俗行く意味ねえじゃん…殺すぞ)」

 

そうこうしている内に目的の店に到着した。この店は以前にも何度か行ったことがあり、おれが素人童貞になった記念すべき(?)店でもあった。

が、なんと夜遅かったこともあり1人、かつ45分コースでしか入れないと店員に告げられた。おれは膣内射精障害なので下請けだけ行かせようとしたが、

「〇〇さんも行きましょうよ!!!なんのためにここまで来たんですか!!!」

と説得され、酒でバカになっていたおれは「そうですね!!」と全力で同意して別の店を探すことにした。

 

結局、近くにあった料金設定がほぼ同じ別の店に入った。入るなり写真から女の子を選択させられ、店員が言う「きれい目な」子を選んだ。

待合室で待って10分ほどで呼ばれて部屋に向かった。

 

対面するなり顔が硬直した。不細工…ではないが明らかに写真と違う。見た目40歳くらいのおばさんが出てきた。そこから風呂に入るまでの間、ずっと「死にてえなあ…」か「帰りてえなあ…」か「同じ値段でヘルス行けばもっとかわいい子いるよなあ…」としか考えていなかった。

 

 そして本番、乗り気ではなかったが向こうは40歳くらいということもありプロで、とんでもない速さで腰を振ってきた。そのせいか70分コースでギリギリだったが初めて中イキした。

でもやはり明らかにハズレな店、ハズレな嬢、これで中イキできても当然何一つ嬉しいことはなかった。悔しさ、というか後悔しか残らなかった。

 

下請けもほぼ同時に部屋に入ったので出てくるのもほぼ同時だった。「どうでした?」と聞くと「いや~40歳くらいでしたね…」と答えた。それ以上その話をするのをやめ、結局仕事のグチを言いながらラーメンを食べた。

 

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「今度はちゃんと予約と在籍状況を確認しよう…今回はいいことを学んだと思えばいいんだ…」と考えながら帰路についた。

 

 終わり